城No.35 金沢城(石川)石垣の博物館はほぼ無料⁈建築美を体感する加賀百万石の史跡

金沢城ってどんなお城?

金沢城は前田利家の居城として知られています。

見どころは、この2点、4カ所!
 ①遺構として残る、3つの国指定重要文化財
  ・三十間長屋
  ・土蔵(鶴丸倉庫)
  ・石川門
 ②様々な時代の石垣が見られる

では、さっそく散策へ!

金沢駅近くのホテルに車を置いておけたのでそこから徒歩で向かいます。
金沢駅方面から徒歩の場合は、金沢城「黒門口」から入ることになります。

金沢城公園自体は入園無料で、季節により時間は変わりますが朝早くから入ることができます。

開園時間:3月1日~10月15日(7:00~18:00)
     10月16日~2月末日(8:00~17:00)
入園料:無料
電話番号:076-234-3800(金沢城・兼六園管理事務所)
Webサイト:http://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/kanazawajou/

いざ、金沢城を攻める!

金沢城の全貌はこんな感じ!
マップ右側に赤く現在地と記さているのが黒門口付近。

ここから中をぐる~っと散策して、兼六園へ向かいます。

新丸広場

左手に新丸広場を見ながら、お城の入り口を目指します。
この新丸広場は、屋敷や作業所、台所などのあった官庁街のようなものだったそうです。

今は写真の通りのどかな原っぱといった感じです。ベンチもあってのんびりできます。

河北門

三の丸の正門、河北門
河北門は枡形門(門と門の間が四角い広場になっている)になっていて、
1枚目の写真の門をくぐり、左にある門をくぐって振り返った様子が2枚目の写真です。

橋爪門

二の丸の正門、橋爪門。
三の丸広場から橋爪橋を渡り、写真にある一の門をくぐると中は枡形になっています。

写真を撮りそびれましたが、
足元を見てみると敷石が斜めになっていて、格式が高い門である証拠だそうです。

二の丸案内所

金沢城公園の入園は無料ですが、
菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓・橋爪門の見学は有料です。

有料施設の開館時間は9:00~16:30(入館は16時まで)
今回は開館時間前だったため見学は断念。

三十間長屋

金沢城の見どころの
国指定重要文化財の「三十間長屋(さんじっけんながや)」

1881年の火災で焼失を免れたのは
この三十間長屋と石川門、鶴丸倉庫だけだったそうです。

この日は閉まっていますが、たまに内部の見学が可能だそうです。

戌亥櫓跡から見た橋爪門

戌亥櫓跡まで行くと小高い丘のようになっており、橋爪門を見下ろすことができます。

土蔵(鶴丸倉庫)

2つめの国指定重要文化財「土蔵(鶴丸倉庫)」
幕末の嘉永元年(1848年)に建てられたことが判明し、国指定重要文化財に指定されたそうです。

石川門

3つめの国指定重要文化財「石川門」
この門は兼六園へと続く門であり、金沢城の裏門にあたる門です。

たまに一般公開されることがあるそうで、その日で内部まで楽しむことができます。

積み方の異なる石垣

2つめの見どころ「様々な時代の石垣」が、石川門だけで2種類確認できます。
右側は「切り込みハギ」、左側は「打ち込みハギ」の積み方になっています。
他にも金沢城内を探してみると、最も古い時代の「野面積み」も確認できます。

建築説明

金沢城は「石垣の博物館」と言われる程、様々な時代の石垣を確認することができます。

金沢城公園内には石垣の積み方の説明がされているスポットがあり
解説だけでなく通常見ることのできない石垣の内側まで見ることができます。

石垣のほかにも土塀の内部についての模型があり、当時の建物への関心が高まりますね。

鶴の丸休憩館

広い金沢城公園内を歩き疲れたらここでひと休み。
お城が一面に見える、ガラス張りの休憩場所「鶴の丸休憩館」

新しい綺麗な施設で、カフェ「豆皿茶屋」が併設されており、金沢城の資料も展示されています。

営業時間:11:00~16:00
定休日:無休(年末年始を除く)
電話番号:076-232-1877
住所:〒920-0937 石川県金沢市丸の内1-1 金沢城公園 鶴の丸休憩館内

スタンプを押しに「総合案内所」へ

スタンプ設置個所は、2カ所。
 ①石川門入口 総合案内所
 ②二の丸案内所

我々は「石川門入口 総合案内所」へ行きました!

案内所窓口の方に、100名城スタンプを押したいと申し出るとスタンプを貸してくれます
窓口正面にある台でスタンプを押し終えたら、スタンプを窓口に返却して完了です!

100名城 スタンプ設置場所

●石川門入口 総合案内所
●二の丸案内所

開館時間:9:00~16:30

※どちらも有人案内所なので開館時間内に行くのが間違いないと思います